歯科衛生士を目指しているのなら知っておきたいのが日本歯科衛生士会です。これは各都道府県の歯科衛生士会があるのですが、つながっているわけではありません。各団体は独自に活動を行っている、公益社団法人である特徴を持つのです。
他にも日本歯科衛生士会には日本歯科衛生学会と呼ばれるものもあるので少しややこしいといえます。衛生士会の会員は自動的に衛生学会の会員になるので覚えておきましょう。歯科衛生士になるには入会しないといけないのかと言われればそうでもないです。
基本的に入会していなくても問題なく活動できます。ただし衛生士会ではスキルアップのための研修や様々な特典が用意されているのです。例えば研究のための倫理審査を受けられる、学術大会の発表演題に応募できるといったものがあります。学会では年二回雑誌の配布を行っていますが、これを無料で受け取れる特典が付帯するのです。また雑誌内で論文の発表もできるため活躍できる機会が増えます。
定期的に学会では事業を行っていますが自由に参加できるのです。歯科衛生士としてスキルアップをしたいのであれば衛生士会への加入は必須といえるでしょう。
歯科衛生士会はなんのための法人?歯科衛生士が研修会に参加できます!
歯科衛生士会はインターネット上にある辞典や辞書、用語辞典にも掲載されている程有名な組織であって、1951年に設立されたのです。日本全国に支部を構える衛生士会は歯の健康保健管理を目的として作られました。
また歯科衛生士のクオリティ向上にも努め、研究の発表や学術研究をして常に最新の技術で歯科衛生士をサポートしているのです。各都道府県の地域保健センターや保育所、幼稚園から病院まであらゆる方たちを手助けしています。
公式ホームページも用意し、ここでは最新のお知らせを確認でき、支部の一覧も掲載されているのです。研修会も都度開催しているのですが、利用したいときは公式ホームページから開催情報を確認できます。全国規模で開催しているので、気になるのであれば確認してみましょう。
コースも複数用意されていて各会場により研修内容が変化します。例えば臨床研修コースでは機能療法の基本技術を磨けるのです。さらに歯周病治療の技術や医療安全管理対策といったものも用意されています。在宅歯科を行いたい人におすすめのコースもあるのです。
研修会に参加して腕を磨けば自身の精神も磨けるでしょう。